American Fall Thanksgiving Cornbread

11月もあと一週間と少しになりました。
樹々の葉が赤や黄色にいっそう彩りを増しています。


ずっと、いつか読んだ児童文学の本などに登場した、アメリカ南部の素朴な食べ物「コーンブレッド」を食べてみたいと思っていました。

アメリカでは11月第4木曜日の祝日に”秋の感謝祭”が行われて、七面鳥やパンプキンパイなどと共に、コーンブレッドも食卓に並ぶそうです。

原材料のトウモロコシ粉のコーンミールや、コーングリッツ(ミールより荒めの粉)が富澤商店さんに販売されていることを知り購入して作ってみました。


レシピはアメリカ穀物協会より、こちらの「ベーシックなコーンブレッド」(外部レシピページ)を参考にさせていただきました。

今回はコーングリッツを使いました。材料を混ぜて焼くだけの簡単なレシピで、金型にくっついて底の縁がちょっと欠けてしまいましたが、無事にトウモロコシの黄金色に焼き上がりました。

アメリカ穀物協会/コーンブレッドについて(外部リンク)


なぜか、どうしても食べたくなった塩気のポップコーンと一緒に、遅めのブランチとして頂きました。

コーングリッツの少しザラっとした舌触りがあり、外側はカリカリに焼き上がっていました。コーンの素朴な甘さが感じられて朝食にも丁度良さそうです。

いつかの本に出てきたコーンブレッド、主人公が冒険の途中で食べたり、お母さんが焼いてくれたり…。それは、こんな味だったのかなと感慨深かったです。私もまた時々作ってみたいと思いました。


寒さが増して陽が落ちるのが早くなりました。冬が間近に迫っているようなこの頃です。どうぞ、くれぐれも暖かくお過ごしください。