The Wind Temperature Has Changed

大きな台風がいくつか通過して、涼しくなりました。この頃は、まだ陽射しの暑さは残るものの朝夕の快適な日が続いています。

畑ではスコットランド由来の名称をもつ、変わった唐辛子のスコッチボネットが黄色く色付きました。


この夏の暑さでピーマンや唐辛子系の作物は花が落ちてしまい、ほぼ実が付かない状態だったのですが、ここへ来て結実が増えはじめました。このところ涼しくなり植物たちも一息ついているようです。



もう少し最高気温30℃を下回る日が多くなってきたら、ニンニクを植えようと思います。今年は収穫したニンニクがタマネギのようになってしまっていて良くありませんでした。なので、新たに購入しました。


夏のトマトなどの残渣を土に返すために畑を耕したところに、米糠を蒔いておきました。約一週間後には白い菌糸が生えていました。実はこれは、麹菌のようなものなのだそうです。





「ぬか漬けの糠床に白カビ(糠床に発生するのは産膜酵母という酵母菌だそうです)が生えると発酵が早くなる」と言われているように、この菌糸が発生すると残渣は早く土に返るようです。夏の強い陽射しと合わさって残渣はすぐに嵩を減らしました。

ちなみに、鉢植えのバラの土に米糠をまいておくと梅雨に黒点病が来ませんでした。黒点病も糸状菌の一種なので、もしかしたら白菌糸VS黒菌糸のように力がぶつかり合うのかもしれませんね。

ただ、レンタル菜園のご近所さんには「カビてるよ~!汗」とご報告を頂いてしまいました^^;


(写真 上/8月中旬、下/約1週間後)

牛糞や鶏糞、化成肥料などを使うと早く栄養を補うことができて残渣の片付けがスムーズだと思うのですが、使用する量などの算出を難しく感じます。のんきな家庭菜園なので時間をかけて土に栄養を補ってみることにしました。プロの農家の方はその辺りが腕の見せどころであり技術ですね。尊敬です。


この頃は、秋の味覚がお店に並びはじめました。
夏の暑さは身体に堪えましたね、夏の疲れを癒すように秋の気候や食べ物を楽しめたら良いなと思います。どうぞ、皆さまもお健やかにお過ごしくださいませ。